クリティカル=ライン 詩論・批評・超=批評
出版社名 | 思潮社 |
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出版年月 | 2018年12月 |
ISBNコード |
978-4-7837-3818-3
(4-7837-3818-1) |
税込価格 | 3,080円 |
頁数・縦 | 283P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2019年
第21回
小野十三郎賞受賞 |
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要旨 |
詩の批評を“批評”する。従来の詩人論が、どちらかといえば語られる対象(詩人)の個性的な輪郭を描くことに重心をおき、いわば差別化する方向にあったとすれば、咋今のそれは対象となる詩人の生きた時間というものに焦点を当てることによって、むしろその個性を普遍化する方向にあるように見えるのだ。“誰か”による“誰か”とは果たして誰なのか?まったく新しい言説構造の出現に、いま私たちは直面しているのかもしれない。 |
目次 |
1 情況と展望(批評の穴底と“倫理”の水脈 二〇〇四年、詩の批評の現場で |