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模倣と革新のインド製薬産業史 後発国のグローバル・バリューチェーン戦略

MINERVA人文・社会科学叢書 230

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-623-08236-0
4-623-08236-9
税込価格 7,700円
頁数・縦 304P 22cm

商品内容

要旨

本書はインド独立以降、高い国際競争力を持つに至った製薬産業の発展の要因を史的に捉える試み。製薬、医薬品に関わる専門的な洞察を基に、アメリカや日本の製薬市場をも俯瞰する中でインド製薬産業の躍進の過程を明示する。

目次

序章 インドの経済開発戦略の変遷と製薬産業の発展
第1章 インド製薬産業の概観―貿易・産業構造・空間構造
第2章 製薬産業の発展―長期的発展の要因
第3章 医薬品価格規制―産業発展の視点から
第4章 模倣と革新の融合―インドのイノヴェーション
第5章 インド製薬企業の発展―企業の能力の形成
第6章 インドと米国―米国市場におけるインドの躍進と課題
第7章 インドと日本―投資の拡大と課題
第8章 医薬品アクセスと産業発展―知的所有権制度と外資規制
終章 インド製薬産業の発展と今後の課題

著者紹介

上池 あつ子 (カミイケ アツコ)  
1972年香川県生まれ。同志社大学大学院商業研究科博士課程後期課程退学。2017年博士(経済学、大阪市立大学)。現在、神戸大学経済経営研究所学術研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)