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ペニスカッター 性同一性障害を救った医師の物語

出版社名 方丈社
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-908925-44-3
4-908925-44-5
税込価格 1,540円
頁数・縦 220P 19cm

商品内容

要旨

当時、約30年間もタブー視されていた「性転換手術」。ある一人の医師、和田耕治が体制に囚われず、患者を救うために立ち上がった―。国内で600人以上の「性転換手術」を行った伝説の医師。感動のノンフィクション。

目次

生い立ち―大学時代
外科から形成外科、美容外科へ
大阪へ
初めての性転換手術
新しい動き
開業へ
「和田式」の変遷
最初の事故
性転換・美容整形へ全力投球
最も不幸な医療事故
医療機関への憂慮と希望
神に感謝
燃え尽きて
長いあとがき
補遺 ブルーボーイ事件
性転換史

著者紹介

和田 耕治 (ワダ コウジ)  
1953‐2007年。性転換(性別適合)手術の第一人者で、大阪市北区の美容・形成外科「わだ形成クリニック」の院長を務めた。宮崎県延岡市出身。群馬大学医学部を卒業後、東京逓信病院、東京警察病院、大手美容クリニックを経て、1996年に大阪で開業。1997年に日本精神神経学会が「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン」を策定した後も、ガイドラインに束縛されることなく、患者の希望に沿い性転換(性別適合)手術を行った。その手術数は国内で600人以上。学会や社会からは異端視されたが、ジェンダーに悩む多くの人々に尽力的かつ安価に、医療手術・整形手術・性転換(性別適合)手術などを行った。2007年、自身の病院で突然死した
深町 公美子 (フカマチ クミコ)  
群馬県前橋市出身。就職先の群馬大学で、学生の和田耕治と出会い結婚。現在は鍼灸師、認定エステティシャン、東洋アロマセラピスト、薬膳五味五色コーディネーター。鍼灸(東京医療専門学校)、美容(SABFA)の学校を卒業後、A‐ha(アハ)治療室開業。大手企業マガジンではツボやアロマの連載、女性誌、健康雑誌では美容・健康に関する特集や別冊付録を数多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)