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中国ドキュメンタリー映画論

出版社名 平凡社
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-582-28265-8
4-582-28265-2
税込価格 5,500円
頁数・縦 341P 22cm

商品内容

要旨

中国の「市場」と「体制」から挟撃される独立ドキュメンタリー映画の現在に迫る。中国アンダーグラウンドを見る!

目次

第1章 中国独立ドキュメンタリーの出現(『流浪北京』と「尚義街六号」の詩人たち
「新ドキュメンタリー」という衝動
第六世代と独立映画
第三世代詩人の出現)
第2章 テレビ体制と独立ドキュメンタリー(「特集番組」の由来
小川紳介とワイズマン
ユートピアから現実へ
「体制」内の「独立」)
第3章 デジタルビデオと個人映画(デジタルビデオの普及と個人映画
「周縁」との出会い
カメラを持った女
映像の充実へ)
第4章 映画を見る運動(海賊版からシネクラブへ
映画を見る運動とネット空間
「見ること」から「撮ること」へ
「雲の南」の映画運動)
第5章 中国独立ドキュメンタリーの現在(三峡を記録する
記録と歴史
映画を土地に返す)

著者紹介

佐藤 賢 (サトウ ケン)  
1975年生まれ。東京都立大学人文学部中国文学専攻卒業。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。首都大学東京都市教養学部助教を経て、現在は明海大学外国語学部中国語学科専任講師。専攻は中国文学、映画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)