そのナイフでは殺せない
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2019年2月 |
ISBNコード |
978-4-334-91267-3
(4-334-91267-2) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 381P 19cm |
商品内容
要旨 |
大学の仲間たちと自主制作映画を撮る七沢。ある日、イタリアの蚤の市で買ったナイフで鉛筆を削っていると、ガボーニと名乗る霊が現れ、「このナイフで殺した命は、16時32分に生き返る」と言い、姿を消した。半信半疑の七沢だったが、ナイフを使って殺した蝿が、翌日の16時32分に蘇生するのを目の当たりにする。一方、犯罪を憎み、規律を重んじるシングルマザーの小曾根警部。ある日、ミニシアターで上映された映画を観た客から、「あの映画は、猫や犬などを本当に殺しているのではないか」と通報が入る。監督である七沢を疑う小曾根だが、動物殺害の物証はひとつも出ない。執拗な捜査を続ける小曾根をあざ笑うかのように、七沢はナイフを使い、次々と命を奪っていく―。 |
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おすすめコメント
大学に通いながら、自主制作映画を撮る七沢。イタリアの蚤の市で買った小道具のナイフで鉛筆を削っていると、ガボーニと名乗る霊が現れ、「このナイフで殺した命は、16時32分に生き返る」と言い、姿を消した。半信半疑の七沢だったが、ナイフを使って殺した蠅が、翌日の16時32分に蘇生するのを目の当たりにする。一方、犯罪を憎み、規律を重んじるシングルマザーの小曽根警部。ある日、ミニシアターで上映された映画を観た客から、「あの映画は、猫や犬などを本当に殺しているのではないか」と通報が入る。七沢を疑う小曽根だが、動物殺害の物証はひとつも出ない。小曽根をあざ笑うかのように、七沢はナイフを使い、次々と命を奪っていくーー。驚愕の結末が待ち受ける、ノワール・ミステリの新境地!