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亡命者たちの上海楽壇 租界の音楽とバレエ

オルフェ・ライブラリー

出版社名 音楽之友社
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-276-37112-5
4-276-37112-0
税込価格 2,860円
頁数・縦 236,11P 19cm

商品内容

要旨

1920年〜40年代、ロシア人亡命者・ユダヤ人避難民によって上演された租界における上海楽壇の音楽とバレエの実像が、いま初めて明らかになる!

目次

第1章 ライシャム劇場―西洋と東洋の万華鏡(上海最古の西洋式劇場
工部局オーケストラ ほか)
第2章 上海楽壇―モダニズムからコンテンポラリーへ(上海楽壇とは
一九三九年の上海楽壇―亡命音楽家の流入による新時代 ほか)
第3章 上海バレエ・リュス―極東でディアギレフを追い求めたカンパニー(上海バレエ・リュス
一九三四年十一月、上海バレエ・リュス結成される ほか)
第4章 巡業するヴィルトゥオーソたち―興行主A.ストロークのアジア・ツアー(極東のインプレサリオ誕生
ストロークとは何者だったのか? ほか)
第5章 外地と音楽マネジメント―原善一郎と上海人脈(音楽マネージャー、原善一郎
原と上海交響楽団 ほか)

著者紹介

井口 淳子 (イグチ ジュンコ)  
大阪音楽大学音楽学部教授(音楽学、民族音楽学)。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得、文学博士。主な研究テーマは「中国の音楽・芸能研究」および「近代アジア洋楽史」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)