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若冲VS応挙

くらべてわかる 1

出版社名 敬文舎
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-906822-65-2
4-906822-65-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 111P 24cm

商品内容

要旨

発見!!若冲と応挙の新しい魅力と魔力。細部から見えてくる二人の絵師の個性と画力!

目次

白い羽毛の描き方に双方の工夫の違いがある 鶴対決
愛欲の世界か、雄渾な姿態か―若冲、応挙が求めるものは… 鳳凰・孔雀対決
安全な着地か、死への落下か 雁対決
墨画と彩色という技法の違いを越えて、鋭い禽鳥の姿態を見事に描き出す手腕対決は見ものだ 鷹鷲対決
写生的なかわいらしさをとるか、非現実ながらおもしろい姿態をとるか 犬対決
本場の虎図を模写するか、虎に似たものを写生するか、どちらの手法で真実に迫るのだろうか 虎対決
独自の「筋目描き」を応用したユーモラスな龍と迫真の描写 龍対決
画期的な形態描写による竹図と技巧的な薄墨による描写 竹対決
裏彩色を多用した変幻自在の楽しさと、表面からの彩色一本で変化をつける超絶技法 単一草花対決
粘着質な雪が周囲を覆うことにより、幻想的な世界が立ち現れる。一方、早朝のさわやかな空気を表現する雪もある。 雪景対決〔ほか〕

著者紹介

安村 敏信 (ヤスムラ トシノブ)  
1953年、富山県生まれ。東北大学大学院修士課程(日本美術史)修了。1979年より板橋区立美術館に勤務。同館館長。現在、北斎館館長、国際浮世絵学会常任理事。江戸狩野派の研究と作品の発掘に携わり、江戸絵画の魅力を伝えるユニークな展覧会を数多く企画している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)