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ジャズ・エイジは終わらない 『夜はやさし』の世界

出版社名 青土社
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-7917-7144-8
4-7917-7144-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 207P 19cm

商品内容

要旨

フィッツジェラルドのマイノリティへのまなざし『夜はやさし』に鳴り響く“ジャズ”の豊饒な小説世界。村上春樹『ノルウェイの森』やヘミングウェイ『エデンの園』との比較をとおして浮かびあがってくるものとは?そして、最高傑作『グレート・ギャツビー』に通底する世界とは?哀しみと至福の文学体験へといざなう。

目次

序章 『ミッドナイト・イン・パリ』とジャズ・エイジ
第1章 フィッツジェラルドの苦悩と『夜はやさし』
第2章 『夜はやさし』とヘミングウェイの『エデンの園』
第3章 『夜はやさし』と村上春樹の『ノルウェイの森』
第4章 信仰告白の小説
第5章 感情的破綻
第6章 アメリカ人特有の思い上がりと傷つく人々
終章 終わらないジャズ・エイジ

著者紹介

宮脇 俊文 (ミヤワキ トシフミ)  
1953(昭和28)年、神戸市生まれ。成蹊大学経済学部教授。専門はアメリカ文学、比較文学、ジャズ研究。日本F.スコット・フィッツジェラルド協会会長、ミネソタ大学客員教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)