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国家が人を殺すとき 死刑を廃止すべき理由

出版社名 日本評論社
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-535-52359-3
4-535-52359-2
税込価格 3,630円
頁数・縦 245P 図版16P 22cm

商品内容

目次

プロローグ 国民の名の下に―最新の状況

第1部 儀式―太古の罰
第2部 処刑器具―殺害技術の進歩
第3部 執行人―法の手足となって
第4部 マーケッター―殺害の値段
第5部 告知するもの―公的な演出
エピローグ 死刑についての考察―ある見解表明
展望 希望のとき?―死刑制度をめぐる世界の現状
死刑制度に抗して(トーマス・フィッシャー)
補遺

おすすめコメント

死刑制度の歴史を丹念な調査と取材し、国家が「死刑」を実施することの根本的矛盾を浮き彫りにした「死刑廃止」のための啓蒙書。

著者紹介

オルトナー,ヘルムート (オルトナー,ヘルムート)   Ortner,Helmut
1950年生まれ。これまでに政治関連の専門書や評伝を中心に30冊を超える書物を刊行している。現在フランクフルトに居を構えて活動している。人権団体アムネスティ・インターナショナル会員
須藤 正美 (ストウ マサミ)  
1956年生まれ。東京都立大学(現在の首都大学東京)人文学部博士課程単位取得満期退学。ドイツ文学、特にカフカをはじめとするユダヤ系文学者の作品、ドイツ人とユダヤ人の関係史などを研究。早稲田大学(2010年まで)、中央大学、明治大学、慶應義塾大学などで講師を務める傍ら、文芸・実務翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)