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戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」

集英社文庫 さ62−1

出版社名 集英社
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-08-745852-7
4-08-745852-0
税込価格 990円
頁数・縦 463P 16cm

商品内容

要旨

青森県五所川原市にある一軒の農家の屋根裏から、膨大な数の古文書が発見された。当初は新たな古代文明の存在に熱狂する地元。ところが1992年の訴訟をきっかけに、その真偽を問う一大論争が巻き起こった。この「東日流外三郡誌」を巡る戦後最大の偽書事件を、東奥日報の一人の青年記者が綿密な取材を重ね、偽書である証拠を突き付けていく―。事件後見えてきた新たな考察を加えた迫真のルポ。

目次

謎の古文書
筆跡鑑定
偽書説
告発と告白
描かれた世界
真偽論争
御神体
古文書商法
聖地
増殖
会見
奉納額
はんかくさい
判決
マスメディア
怨念
ニセ化石
寛政原本
動機

出版社・メーカーコメント

すべてがインチキだ!「東日流外三郡誌」の真贋論争の中心にいた青年記者がその真相を暴く──立花隆氏、呉座勇一氏など各界著名人たちに注目された迫真のルポルタージュ! 青森県五所川原市にある一軒の農家の屋根裏から、膨大な数の古文書が発見された。当初は新たな古代文明の存在に熱狂する地元。ところが1992年の訴訟をきっかけに、その真偽を問う一大論争が巻き起こった。この「東日流外三郡誌」を巡る戦後最大の偽書事件を、東奥日報の一人の青年記者が綿密な取材を重ね、偽書である証拠を突き付けていく──。事件後見えてきた新たな考察を加えた迫真のルポ。カバーイラストは「機動戦士ガンダム」でおなじみの安彦良和氏描き下ろし!!

著者紹介

斉藤 光政 (サイトウ ミツマサ)  
1959年岩手県盛岡市生まれ、青森県八戸市育ち。83年青森県の代表紙である東奥日報社に入社し、現在は編集局次長。「東日流外三郡誌」の偽書事件に関わった他、三沢基地をはじめとした在日米軍、自衛隊、旧軍関係の調査報道で知られ、2000年第6回平和協同ジャーナリスト基金賞大賞、07年第11回新聞労連ジャーナリズム大賞、09年第9回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞など次々と受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)