• 本

空ばかり見ていた

出版社名 リトルモア
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-89815-502-8
4-89815-502-2
税込価格 1,870円
頁数・縦 203P 19cm

商品内容

要旨

内戦下、追い詰められた反政府軍の若者たち。恋愛は、集団は、どこへ向かうのか。あらゆる不確かさのなかで、戦争は、何を顕在化させるのか。

おすすめコメント

反政府軍の兵士として活動する秋生。秋生が尊敬し従うグループのリーダー・吉田。吉田の妹にして、秋生と恋愛関係にあるリン。内戦下、目指すべき未来に向け、ともに歩を進めていた彼らだったが、ある出来事を境に少しずつ歯車が狂っていく……あらゆる不確かさの中で、恋愛は、集団は、どこへ向かうのか? 本書は、3月9日より上演される舞台「空ばかり見ていた」(作・演出:岩松了/主 演:森田剛)の戯曲となります。

著者紹介

岩松 了 (イワマツ リョウ)  
劇作家、演出家、俳優。1952年長崎県生まれ。東京外国語大学ロシア語学科中退。東京乾電池に在団中の1986年、作・演出を手がけた『お茶と説教』が評判となる。1989年、『蒲団と達磨』にて岸田國士戯曲賞受賞。以後、岩松了プロデュース、タ・マニネ、M&O playsなどで作品を発表。1993年『こわれゆく男』『鳩を飼う姉妹』で紀伊國屋演劇賞個人賞、1998年『テレビ・デイズ』で読売文学賞、2017年『薄い桃色のかたまり』で鶴屋南北戯曲賞を受賞。舞台・映画・テレビドラマなど、多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)