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北条義時 これ運命の縮まるべき端か

ミネルヴァ日本評伝選

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-623-08604-7
4-623-08604-6
税込価格 3,300円
頁数・縦 276,10P 20cm

商品内容

要旨

北条義時(一一六三〜一二二四)は鎌倉幕府執権。源氏将軍が途絶えた後、実質的に権力をふるう。政治の主導権をめぐる朝廷と幕府の関係悪化から発生した承久の合戦では、幕府軍がはじめて武力で朝廷を制圧した。戦後、後鳥羽上皇ら、三上皇を配流し、その後の朝幕関係を大きく変えた。時代により評価が揺れる義時の実像にせまる。

目次

序章 変化する人物像
第1章 「北条」の大地のなかで
第2章 幕府草創のなかで
第3章 変転する幕政のなかで
第4章 錯綜する桎梏のなかで
第5章 覇権への途
第6章 怯える義時
第7章 彷徨う義時
終章 翻弄される義時

著者紹介

岡田 清一 (オカダ セイイチ)  
1947年茨城県生まれ。1970年國學院大學文学部卒業。1975年学習院大学大学院人文科学研究科博士課程(史学専攻)満期退学。1977年東北福祉大学専任講師、助教授、教授を経て、東北福祉大学大学院教育学研究科嘱託教授。専門は日本中世史。博士(文学)(東北大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)