• 本

完訳ブッダチャリタ

講談社学術文庫 2549

出版社名 講談社
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-06-515342-0
4-06-515342-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 504P 15cm

商品内容

要旨

誕生から解説、死と遺骨の分配まで―。ゴータマ・ブッダの全生涯を、仏教詩人として高名なアシュヴァゴーシャが美文で綴った『ブッダチャリタ』。経典、伝承を盛り込んだ名著の、欠落した後半部も丁寧に回収。サンスクリット語原文をもとに、チベット訳、漢訳を参照し、全28章を完全翻訳!もっとも古く、美しい、仏教叙事詩が復活する。

目次

王子の誕生
宮廷の生活
苦悩
幻滅
出城
馬丁を帰す
苦行の森
後宮での嘆き
大臣と宮廷祭官の説得
シュレーニャ・ビンビサーラの来訪人の欲しがっているものを否定すること
アラーダの科学
マーラに対する勝利
成道(前半) 成道(後半)
転法輪
諸弟子の回心偉大なる弟子を出家せしむ
アナータピンダダへの教え
父子相見
ジェータヴァナを受く
教化活動の進展
アームラパーリーの園林を“ブッダが”ごらんになること
“仏が自らの”余命の長さを決意されること
“ブッダが”リッチャヴィ族を哀れまれること
入涅槃
大般涅槃
涅槃の讃嘆
ご遺骨の分配

おすすめコメント

インド文学史上最高峰といわれる『ブッダチャリタ』。幻の欠落後半部を、チベット訳、漢訳で丁寧に回収。唯一の完訳版、ついに登場!

著者紹介

梶山 雄一 (カジヤマ ユウイチ)  
1925年生まれ。仏教学者、文学博士。京都大学名誉教授。2004年没。著書多数
小林 信彦 (コバヤシ ノブヒコ)  
1935年生まれ。京都大学大学院文学研究科(梵文学)修士課程修了。京都大学助教授、桃山学院大学文学部国際文化学科教授などを歴任
立川 武蔵 (タチカワ ムサシ)  
1942年生まれ。ハーバード大学大学院にてPh.D取得。名古屋大学教授を経て、国立民族学博物館名誉教授
御牧 克己 (ミマキ カツミ)  
1947年生まれ。パリ第三大学Ph.D取得。京都大学名誉教授。日本学士院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)