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インフラグラム 映像文明の新世紀

講談社選書メチエ 702

出版社名 講談社
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-06-516217-0
4-06-516217-3
税込価格 1,870円
頁数・縦 253P 19cm

商品内容

要旨

写真の誕生から一八〇年。「光による描画」の技術は、スマートフォンから人工衛星、地図、医療、娯楽から政治、軍事、戦争まで、情報社会を動かすインフラとなった。視線は労働し、“わたし”はデータ上に増殖している。映像は、監視社会を強化するいっぽうで、他者が生きた時間を再起させる。わたしたちの現在を、生と死を、そして自由とは何かを考える、眼差しの歴史。

目次

01 神経エコノミーの誕生
02 インフラグラムの時代
03 軍事の映像人類学
04 空の眼
05 記憶の身体

おすすめコメント

軍事からコミュニケーションまで、映像がインフラとなった時代の必読書!わたしたちは何を見て、何に見つめられ、何を見ていないのか

著者紹介

港 千尋 (ミナト チヒロ)  
1960年神奈川県生まれ。写真家・著述家。多摩美術大学情報デザイン学科教授。同大学芸術人類学研究所所員。世界を移動しながら創作、研究、執筆、発表を続けている。国際的な芸術祭のキュレーションなどもてがけ、あいちトリエンナーレ2016では芸術監督を務めた。写真展“市民の色”で伊奈信男賞、『記憶』でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)