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ショーペンハウアーとともに

出版社名 国書刊行会
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-336-06355-7
4-336-06355-9
税込価格 2,530円
頁数・縦 149P 21cm

商品内容

要旨

現代フランスを代表する作家ウエルベックが、ショーペンハウアーの「元気が出る悲観主義」の精髄をみずから汲み出し、その思想の最奥に迫る!

目次

序文 ある革命の物語(アガト・ノヴァック=ルシュヴァリエ)
幼年時代から抜け出せ、友よ、目覚めるのだ!
第1章 世界は私の表象である
第2章 事物に注意深い眼差しを向けよ
第3章 生への意志はこのように客体化される
第4章 世界という劇場
第5章 人生をどう生きるか 私たちは何者なのか
第6章 人生をどう生きるか 私たちがもっているもの

著者紹介

ウエルベック,ミシェル (ウエルベック,ミシェル)   Houellebecq,Michel
1958年、フランス領レユニオン生まれ。世界で最もセンセーショナルな作家の一人。国立パリ=グリニョン農業学院卒業。1991年、初の著書である『H・P・ラヴクラフト』を刊行。詩集やエッセイなどを発表する傍ら、1994年に小説第一作『闘争領域の拡大』を出版。その挑戦的な作風から、カルト的な人気を得るようになる。1998年に長編SF『素粒子』を発表し、フランス読書界を瞬く間に席巻、30ヵ国語以上に翻訳される。ついで、『ランサローテ島』、『プラットフォーム』、『ある島の可能性』と、次々に話題作を発表し、いずれもゴンクール賞にノミネートされる。2010年に『地図と領土』でゴンクール賞を受賞
澤田 直 (サワダ ナオ)  
立教大学文学部教授。1959年、東京生まれ。パリ第1大学博士課程修了(哲学博士)。専攻、フランス語圏文学、現代思想。訳書ベルナール=アンリ・レヴィ『サルトルの世紀』(藤原書店、共訳)で第41回日本翻訳出版文化賞、フィリップ・フォレスト『さりながら』(白水社)で第15回日仏翻訳文学賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)