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水道民営化で水はどうなるのか

岩波ブックレット No.1004

出版社名 岩波書店
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-00-271004-4
4-00-271004-1
税込価格 638円
頁数・縦 70P 21cm

商品内容

要旨

安心・安全・安価な水―。水道水の「当たり前」は、もう通用しないかもしれない。水道管は老朽化し、人口は減少。対策として民間企業の水道事業参入が可能な水道法改正がなされたが、どうなるのか。水道の基本知識、「民営化」のしくみと懸念材料、小規模自治体でも持続可能な実践例などを、わかりやすく説明。生活に欠かせない水道の未来のための、市民・自治体双方に役立つハンドブック。

目次

第1章 水道は大きな曲がり角―現状と法整備
第2章 水道法の改正で何が変わるか―コンセッション方式とは
第3章 水道再公営化に向かう世界―イギリス、フランスの場合
第4章 小さな自治体でもできること―さまざまな選択肢
第5章 新時代のまちと水道―市民参加の現場から
第6章 「水点」からの発想―少数居住地域でも柔軟に

出版社・メーカーコメント

安心・安全・安価な水――.水道水の「当たり前」は,もう通用しない.水道管は老朽化し,人口は減少.民間企業の水道事業参入で水はどうなるのか.基本知識,「民営化」の懸念,持続可能な実践例などをわかりやすく説明する.

著者紹介

橋本 淳司 (ハシモト ジュンジ)  
1967年群馬県生まれ。学習院大学卒業。水ジャーナリスト、アクアスフィア・水教育研究所代表。水と人の未来を語るWEBマガジンaqua‐sphere編集長。現在、NPO法人ウォーターエイドジャパン理事、NPO法人地域水道支援センター理事、水循環基本法フォローアップ委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)