織田一の男、丹羽長秀
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2019年5月 |
ISBNコード |
978-4-334-91284-0
(4-334-91284-2) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 288P 19cm |
商品内容
要旨 |
織田家中において、決して欠かせぬ者という意で「米」にたとえられた、「米五郎左」こと丹羽長秀。その右筆・太田牛一は、長秀の記を秘かに残そうとする。本能寺の変で長秀は、窮地に立たされていた。明智光秀を討つのに最も有利な位置にいながら、軍を動かすことはおろか、行動を共にする信長の息子・信孝が光秀の娘婿・津田信澄を、疑心のあまりに殺害するという暴走を止められなかった。しかし、大乱の中で長秀は、亡き主君への想いと、信じるべき未来を見据え、ある秘策を立てていたのである…。男たちの熱い生き様を描いた、新鋭による戦国秘史! |
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おすすめコメント
織田家において欠かせぬ者という意で、「米」とたとえられた丹羽五郎左衛門長秀。織田一ともいえる活躍を果たす一方で、羽柴秀吉や柴田勝家の影に隠れがちであった。本能寺の変の数日前、長秀は徳川家康の接待をしていたため、すぐに動けずにいた。さらに信孝が信澄と光秀の内通を疑い、討ち取ってしまう。長秀は窮地に立たされていくが、ある秘策を立てていた。そこには関ヶ原の合戦で徳川家康に敵対しながらも、息子・長重が十万石の大名に返り咲くことになる秘密が隠されていた……。