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日本古代の輸送と道路

出版社名 八木書店古書出版部
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-8406-2224-0
4-8406-2224-8
税込価格 9,900円
頁数・縦 391P 22cm

商品内容

要旨

道路が結びつける人の移動、モノの輸送、情報の伝達に注目し、古代社会を具体的・立体的に復元。

目次

1部 総論(古代の輸送と交通―人と駄馬の活動
奈良・平安期の逓送・供給―その展開と国家・地域社会)
2部 移動する人々・輸送を支える人々(防人
脚夫・乞食・死穢
俘囚の移配
部領使―移動を管理した役人
遣唐使―その船員
須恵器と「居宅交易」―武蔵国を例として)
3部 移動を支える施設(古代の交通を支えた仏教施設と福田思想―八世紀後半〜九世紀前半の貢調運脚夫の交通と救済をめぐって
唐代の交通を支えた仏教施設と福田思想
国司巡行を支えた施設
渤海日本道と加賀能登)
4部 移動・輸送を支える道路(交通路の管理―八〜九世紀における道路・橋の修理を中心として
京内の道路・橋・溝(堀)宮城県団子山西遺跡―新田柵へ向かう道路
千葉県国府台遺跡第一九二地点―下総国庁へ向かう道路
鳥取県青谷横木遺跡―駅路・条里・官衙
島根県魚見塚遺跡―隠岐へ向かう駅路
島根県杉沢遺跡―『出雲国風土記』の正西道)

著者紹介

佐々木 虔一 (ササキ ケンイチ)  
古代交通研究会会長。日本古代史
武廣 亮平 (タケヒロ リョウヘイ)  
日本大学経済学部教授。日本古代史
森田 喜久男 (モリタ キクオ)  
淑徳大学人文学部教授。日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)