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アインシュタインの旅行日記 日本・パレスチナ・スペイン

出版社名 草思社
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-7942-2400-2
4-7942-2400-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 358P 20cm

商品内容

要旨

ノーベル物理学賞受賞の前後、アインシュタインは日本、パレスチナ、スペインを訪れていた(1922年〜1923年)。本書はその期間に本人が書き記した日記・手紙類を網羅した一冊である。公開を考えずに綴られた日記には各国民への辛辣な観察も散見される一方、日本人についての好意的記述が目につく。20世紀を代表する科学者による貴重な証言である。

目次

歴史への手引き(レバントおよびレバント人についてのアインシュタインの見解
インド人およびシンハラ族についてのアインシュタインの見解
中国および中国人についてのアインシュタインの見解 ほか)
旅日記―日本、パレスチナ、スペイン 一九二二年一〇月六日〜一九二三年三月一二日(日本人は自国と自国民を愛している
私の旅はシオニスト運動のために利用されようとしている
日本人の純粋な心は他のどこの人々にも見られない ほか)
テキスト補遺(山本実彦より
アインシュタインの訪日旅行開始日(一九二二年九月二九日)に行われた会話についての報告
シンガポールでの歓迎会のスピーチ ほか)

出版社・メーカーコメント

二十世紀を代表する知性が見出した日本人の美点とは? 一九二二年〜二三年にかけての旅の間にアインシュタインが書き記した日記・手紙類を網羅した貴重な記録。

著者紹介

アインシュタイン,アルバート (アインシュタイン,アルバート)   Einstein,Albert
ドイツ生まれの理論物理学者。1879年3月14日生まれ。チューリッヒ工科大学を卒業後、ベルンで特許局技師として働きながら研究を続け、1905年に特殊相対性理論など画期的な3論文を発表。1916年には一般相対性理論を発表。1921年度のノーベル物理学賞を受賞。ナチス政権の成立にともないアメリカに逃れ、以後はプリンストン高等研究所を拠点に研究を続ける。1955年4月18日死去。「20世紀最高の物理学者」「現代物理学の父」等と評される
ローゼンクランツ,ゼエブ (ローゼンクランツ,ゼエブ)   Rosenkranz,Ze’ev
カリフォルニア工科大学アインシュタイン・ペーパー・プロジェクトのアシスタントディレクター。メルボルン出身。ヘブライ大学のアルバート・アインシュタイン・アーカイブと共同でアインシュタイン・アーカイブ・オンラインを設立
畔上 司 (アゼガミ ツカサ)  
1951年長野県生まれ。東京大学経済学部卒。ドイツ文学・英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)