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ナチスの聖杯 下

竹書房文庫 じ3−2

出版社名 竹書房
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-8019-1922-8
4-8019-1922-7
税込価格 1,012円
頁数・縦 350P 15cm
シリーズ名 ナチスの聖杯

商品内容

要旨

モンセギュール城を接収して以来、ナチスの親衛隊は厳密な時間割に従って発掘作業を進めていた。トリスタンは目的を知らされることもないまま奴隷のように使役されていたが、そのさなかにも、カタリ派最後の要塞に秘められた真実が少しずつ明らかにされていく。やがてトリスタンたちは、何世紀も前に封印されていた聖域へと続く入口を発見する。“光が闇に差し、闇はこれを拒んだ”―聖書の言葉がまるで道を示すようにして導いたのだ。はたして、地下道を抜けた先に待ち受けていたのは、ルビーのように赤い鉤十字。それはチベットで発見された鉤十字と同じ、神秘の輝きをまとっていた。親衛隊を率いるヴァイストルトが第二の秘宝を手にしようとしたちょうどその時、洞窟の中に銃撃音が鳴り響き、マローリーが現れる。部下のジェーンと夫婦を装ってフランスに入国したマローリーは、現地でレジスタンスと合流。ナチスが狙う秘宝を奪取すべく、モンセギュール城に突入したのだ。第二の秘宝を挟み、独英仏がついに激突する!同じ頃、ドイツ労働者党副総統ルドルフ・ヘスはメッサーシュミットを駆り、一人海上を飛んでいた。ヘスが目指すのはイギリス。ヒトラーの腹心であるはずの彼が、なぜ単独で敵国に向かうのか?

著者紹介

ジャコメッティ,エリック (ジャコメッティ,エリック)   Giacometti,´Eric
「ル・パリジャン」誌などで活躍するジャーナリスト、作家。著作に累計220万部を突破した「マルカス警視」シリーズがある
ラヴェンヌ,ジャック (ラヴェンヌ,ジャック)   Ravenne,Jacques
フランス大東社の棟梁を務めるフリーメイソンリー。古文書の専門家
大林 薫 (オオバヤシ カオリ)  
フランス語翻訳家。青山学院大学フランス文学科卒業
郷 奈緒子 (ゴウ ナオコ)  
フランス語翻訳家。早稲田大学教育学部理学科卒業
練合 薫子 (ネリヤ カオル)  
フランス語翻訳家。法政大学英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)