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「満洲」に渡った朝鮮人たち 写真でたどる記憶と痕跡

出版社名 世織書房
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-86686-006-0
4-86686-006-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 175,10P 26cm

商品内容

要旨

旧「満洲」に渡った朝鮮人の姿と声を収めた初の写真記録集。写真家・李光平の20年かけたオーラルヒストリー・ノート。その“声”から植民地主義の歴史へより立ち入った問いが始まる…。

目次

第1部 写真が語る朝鮮人集団移民と「満洲」―李光平のオーラルヒストリー・ノート(李光平 集団移民の調査へ
移動 朝鮮から「満洲」へ
土塁を築いての出発
植民地政策としての集団農業移民
対官憲・対植民地軍
東北対抗日聯軍との接触
それぞれの家族と生活
女性たち
日本軍「慰安婦」
“光復”後の新しい生活)
第2部 背景を理解するために(「満洲国」期の朝鮮人移民と集団部落
植民地帝国日本と朝鮮人の移動
移動という生存、抗い、円環―植民地空間をめぐる文学テクストたちを辿つて
間島における抗日闘争と日本の鎮圧政策―朝鮮人集団移民政策の背景
コラム 写真から見る中国朝鮮族の若い世代からの民族史・個人史)

著者紹介

李 光平 (リ グァンピョン)  
ドキュメンタリー写真家、群衆文化専業副研究館員、龍井3.13記念事業会会長
金 富子 (キム プジャ)  
ジェンダー史・ジェンダー論、植民地期朝鮮教育史。東京外国語大学大学院教授
中野 敏男 (ナカノ トシオ)  
社会理論・社会思想。東京外国語大学名誉教授
橋本 雄一 (ハシモト リュウイチ)  
中国近代文学・植民地社会事情。東京外国語大学大学院准教授
飯倉 江里衣 (イイクラ エリイ)  
朝鮮近現代史、在満朝鮮人史。関東学院大学ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)