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ゾンビの小哲学 ホラーを通していかに思考するか

出版社名 人文書院
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-409-03103-2
4-409-03103-1
税込価格 2,640円
頁数・縦 205P 20cm

商品内容

要旨

われわれはなぜゾンビに魅了されるのか。なぜ彼らに襲われ、世界が崩壊するさまを何度も描き出してしまうのか。映画をはじめ多様なコンテンツに溢れるゾンビを、現代社会を生きる人々の欲望の徴候と捉え、カント、フロイト、アガンベン、ディディ=ユベルマン、クリステヴァなど豊富な思想的ツールを動員し、様々な切り口と角度から論じる、ゾンビを通した現代社会論の白眉。

目次

モチーフ(ハイチのゾンビ
一九六〇年代のゾンビ ほか)
分身(現実が横滑りするとき
類似 ほか)
怪物(「死、いたるところに死が」
アブジェクト ほか)
アポカリプス(崇高と廃墟
矛盾と理念 ほか)
開示

著者紹介

クロンブ,マキシム (クロンブ,マキシム)   Coulombe,Maxime
1978年生。ラヴァル大学人文学部教授。専門は社会学、美術史
武田 宙也 (タケダ ヒロナリ)  
1980年生。京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。専門は哲学、美学
福田 安佐子 (フクダ アサコ)  
1988年生。国際ファッション専門職大学国際ファッション学部助教。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程研究指導認定退学。専門はホラー映画史、表象文化論、身体論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)