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自然的経済秩序 3

ゲゼル・セレクション

出版社名 アルテ
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-434-26305-7
4-434-26305-6
税込価格 2,200円
頁数・縦 286P 19cm
シリーズ名 自然的経済秩序

商品内容

要旨

隘路に嵌まりこんだ資本主義に対するオルタナティブな経済秩序とは何か?ケインズが「未来の人々はマルクスよりもゲゼルの精神から多くを学ぶだろう」と予見したゲゼルの主著、堂々の完結編!

目次

第4部 自由貨幣 あるべき貨幣、ありうる貨幣(自由貨幣(自由貨幣の雛型と説明)
国家はどうやって自由貨幣を流通させるか
自由貨幣はどのようにして管理されるか
自由貨幣の循環における規則性
要約
自由貨幣はどのように評価されるか
世界通貨同盟)
第5部 自由貨幣―利子理論もしくは資本理論(この理論の試金石としての、ロビンソン・クルーソー物語
基礎利子
基礎利子の商品への転嫁
基礎利子のいわゆる実物資本(物財)への転嫁
自由貨幣の利子理論の完成
これまで資本利子はどのように説明されてきたか
総利子を構成する諸要素(基礎利子、危険割増金、騰貴割増金)
純粋な資本利子、その不動の大きさ)

著者紹介

ゲゼル,シルビオ (ゲゼル,シルビオ)   Gesell,Silvio
1862年‐1930年。ドイツに生まれる。1886年、アルゼンチンのブエノスアイレスに渡り実業家として成功を収める。その後、ヨーロッパに戻り、実業家としての自らの体験を踏まえつつ経済学の研究を行ない、1916年、主著『自然的経済秩序』を刊行し、自由地と自由貨幣を提唱する。1919年、バイエルン・レーテ共和国のランダウアー内閣で金融担当相として入閣するが、一週間で共産主義者が権力を奪取し、国家反逆罪に問われる。その後無罪となるが、1930年、肺炎により死去
山田 明紀 (ヤマダ アキノリ)  
1956年、北海道に生まれる。早稲田大学法学部卒業。法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了(フランス哲学)。早稲田学習教室塾長(英語担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)