「他者」の起源 ノーベル賞作家のハーバード連続講演録
集英社新書 0985
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2019年7月 |
ISBNコード |
978-4-08-721085-9
(4-08-721085-5) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 189P 18cm |
商品内容
要旨 |
社会の分断やヘイト運動が世界中で大きな問題となっている。なぜ、人の心は「よそ者」を作り出し、排除や差別をしてしまうのだろうか?本書は、アフリカ系アメリカ人初のノーベル文学賞作家トニ・モリスンが、そんな「他者化」のからくりについて考察した画期的論考。過去の白人作家たちが作品に隠蔽した人種差別を暴き、その欺瞞を鋭く突きながら、一方で自著の解説と作品の仕掛けも大胆に明かしていく。 |
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目次 |
第1章 奴隷制度の「ロマンス化」 |
おすすめコメント
なぜ人は「他者」を差別し排除してしまうのか。黒人初のノーベル文学賞作家が、米社会や白人文学の欺瞞を突き、そのからくりに迫る。