• 本

印象派と日本人 「日の出」は世界を照らしたか

出版社名 平凡社
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-582-20648-7
4-582-20648-4
税込価格 4,620円
頁数・縦 209P 22cm

商品内容

要旨

モネやルノワールなど、日本人にも人気の高い印象派の画家たち―。彼らは、絵画に何をもたらしたのか。日本における印象派研究の第一人者が、その歴史を丹念にたどり、印象派に対して、これまでにない新しい見方を提示する。

目次

1 バルビゾン派(バルビゾン派と印象派
バルビゾン派と日本人画家
バルビゾン村とバルビゾン派
コローと古典主義的風景画
テオドール・ルソーとロマン主義的風景画
ミレーとバルビゾン派の画家たち
バルビゾン派から印象派へ―風景画の展開)
2 印象派(ふたつの「印象派一〇〇年展」
印象派グループはどのように形成されたか?
マネとバティニョール派
最初のグループ展前夜
印象派誕生―最初のグループ展
印象派グループ展始末記)
3 印象派と日本(黒田清輝と久米桂一郎
官展の創設
雑誌『白樺』の功罪
コレクション・美術館)
補論 日本における第二次世界大戦以後の展覧会(ミレー展とバルビゾン派展
印象派展とオルセー美術館展)

著者紹介

島田 紀夫 (シマダ ノリオ)  
1940年、甲府市生まれ。実践女子大学名誉教授。1965年、東北大学理学部を経て文学部美学美術史学科卒業。1967年、同大学院修士課程(西洋美術史専攻)修了。東北大学文学部美学美術史学科助手、石橋財団ブリヂストン美術館(学芸課長)を経て実践女子大学教授。2000年より山梨県立美術館館長を兼務。2006年より2014年まで石橋財団ブリヂストン美術館館長。おもな研究テーマは19〜20世紀西洋美術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)