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日本一(ひのもといち)の商人(あきんど) 〔2〕

茜屋清兵衛、危機一髪

角川文庫 時−ほ26−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-04-108318-5
4-04-108318-4
税込価格 880円
頁数・縦 314P 15cm
シリーズ名 日本一(ひのもといち)の商人(あきんど)

商品内容

要旨

日の本一の商人を夢見て、大坂の大店で修業していた清兵衛は、ある日実家の縮緬問屋に呼び戻され、つぶれる寸前の茜屋を立て直すことになった。何とか窮地を脱したものの、店の繁盛にはほど遠い状況。日本一の縮緬を織るという甚五郎と勘十郎の品を仕入れるため、腹違いの妹のお絹を頼って、清兵衛は交渉に赴く。だが、二人の職人はなんとも偏屈で、門前払いをくらう始末。清兵衛は、起死回生の方策で、二人を説得するが―。

おすすめコメント

商いは最後に笑ったものの勝ち! 笑いと感動の書き下ろし時代長編日本一の「江戸店持京商人」になろうと修業し、実家の茜屋にもどってきた清兵衛。だが店は、父親の放蕩三昧で火の車だった。なんとか立て直したものの、問題は山積み。新たな名品を扱うため、奔走するが…。

著者紹介

誉田 龍一 (ホンダ リュウイチ)  
1963年生まれ。大阪府出身。学習塾講師を経て、2006年「消えずの行灯」で第28回小説推理新人賞受賞。翌07年『消えずの行灯 本所七不思議捕物帖』(双葉社)で単行本デビュー。以降、ミステリー、時代物を中心に執筆。また児童書も手がけている。日本推理作家協会会員。操觚の会会員。本格ミステリ作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)