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福祉のまちづくりその思想と展開 障害当事者との共生に向けて

出版社名 彰国社
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-395-32132-2
4-395-32132-1
税込価格 2,750円
頁数・縦 247P 21cm

商品内容

要旨

―半世紀前、障害当事者からはじまった運動は、人間中心のまちづくりへと大きく転換させた。バリアフリー、ユニバーサルデザインの流れを2020レガシーへつなぐ。福祉のまちづくりを牽引してきた著者による、総括と今後の課題をまとめる!

目次

第1章 「福祉のまちづくり」を生みだしたもの
第2章 福祉のまちづくりの歴史と展開
第3章 バリアフリー法への展開と課題
第4章 いま、改めて問うユニバーサルデザイン
第5章 当事者参加、住民参加の理念と建設プロセス
第6章 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会とユニバーサルデザイン
第7章 福祉のまちづくりのこれからのかたち インクルーシブ社会の創造へ

おすすめコメント

日本では、1970年前後に展開された、障害者による生活圏をまちへと広げる運動の積み重ねが行政を動かし、それが各地域の条例づくり、法制度の整備へとつながる。本書は、障害者たちの運動に呼応しつつ、日本の建築・まちのユニバーサルデザインである福祉のまちづくり条例の方向を牽引して来た著者による、総括と今後の課題をまとめたもの。

著者紹介

〓橋 儀平 (タカハシ ギヘイ)  
1948年生。専門:建築学、バリアフリー/ユニバーサルデザイン。1972年東洋大学工学部建築学科卒業、助手等を経て2003年工学部建築学科教授、2006年東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科教授、2019年東洋大学名誉教授。20代から障害者の生活環境問題にかかわる。1994年ハートビル法建築設計標準ワーキングにかかわり、以後、国・都県等のバリアフリー、ユニバーサルデザイン計画、東京2020オリパラ大会施設整備にかかわる。2009〜2013年まで日本福祉のまちづくり学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)