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トランスジェンダーの私がボクサーになるまで

出版社名 毎日新聞出版
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-620-32597-2
4-620-32597-X
税込価格 2,200円
頁数・縦 238P 19cm

商品内容

要旨

男は、なぜ闘うのか?私は、何と闘うのか?ひとりのジャーナリストが身をもって経験した「男らしさ」の意味。

目次

二〇一五年十一月 試合当日
私は何をしているのか?
第1部 夏―本番五カ月前(私は「本当の男」なのか?
私は性差別主義者なのか?
私はパスしているのか?)
第2部 秋―本番二カ月前(私は気にしすぎなのだろうか?
失敗したらどうなる?
なぜ、誰も私に触れてくれないのか?
なぜ、負けてはいけないのか?
なぜ、男は闘うのか?)
一週間後
エピローグ 二〇一七年

出版社・メーカーコメント

女性として生まれた著者。しかし心の性と体の性が一致せず、30歳の時に男性になる。ただ、外見は男性になったものの、社会で「男らしく」行動するとはどういうことか、かえって悩むことに。そこで、最も男らしいとされているボクシングの世界を見ることに決め、アマチュア・ボクシングのチャリティーマッチに思い切って応募する。「男らしさ」、そして「男性」とは何なのか? 男性としても、ボクサーとしてもまだ歩き始めたばかりの自己を見つめたノンフィクション。

著者紹介

マクビー,トーマス・ページ (マクビー,トーマスページ)   McBee,Thomas Page
ジャーナリスト。ウェブマガジン「クォーツ」編集部を経て、LGBTQに関するウェブマガジン「ゼム」編集部に。著書『Man Alive』でラムダ賞受賞。『トランスジェンダーの私がボクサーになるまで』はベイリー・ギフォード賞、ウェルカム賞にノミネートされる。本書の取材で、マディソン・スクウェア・ガーデンで行われたボクシングのマッチで闘った最初のトランスジェンダーの男性となる。現在、ニューヨーク市立大学大学院でジャーナリズムの講座を持ち、放送作家としても活躍している
小林 玲子 (コバヤシ レイコ)  
1984年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。早稲田大学大学院英文学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)