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ブルーノ・ラトゥールの取説 アクターネットワーク論から存在様態探求へ

シリーズ〈哲学への扉〉

出版社名 月曜社
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-86503-079-2
4-86503-079-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 268P 18cm

商品内容

要旨

科学やテクノロジーの考察から出発し、文化人類学、哲学、社会学、地理学、現代アート等に広範な影響を与えてきたフランスの哲学者ブルーノ・ラトゥール。近代的諸前提を絶えず相対化するがゆえに捉えがたいラトゥールの議論を、非還元主義からアクターネットワーク論、存在様態論へと至る一貫した知的探求として捉え直し、「テクノロジーとは何か」、「科学とは何か」、「社会とは何か」、「近代とは何か」、「私たちとは何か」という五つの問いを通じて、モダニズムとポストモダニズムの限界を乗り越えるノンモダニズムの思考を提示する。

目次

序論
第1章 テクノロジーとは何か
第2章 科学とは何か
第3章 社会とは何か
第4章 近代とは何か
第5章 私たちとは何か

著者紹介

久保 明教 (クボ アキノリ)  
1978年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科単位習得退学。博士(人間科学)。一橋大学社会学研究科准教授。科学技術と人類の関係について文化/社会人類学の観点から研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)