失われた地図
角川文庫 お48−8
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2019年8月 |
ISBNコード |
978-4-04-108651-3
(4-04-108651-5) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 213P 15cm |
商品内容
要旨 |
錦糸町、川崎、上野、大阪、呉、六本木。日本各地の旧軍都に発生すると言われる「裂け目」。かつてそこに生きた人々の記憶が形を成し、現代に蘇る。鮎観の一族は代々、この「裂け目」を封じ、記憶の化身たちと戦う“力”を持っていた。彼女と同族の遼平もまた同じ力を有した存在だった。愛し合い結婚した二人だが、息子を授かったことから運命の歯車は狂い始め―。直木賞作家の真髄を味わえる、魅惑の幻想ファンタジー。 |
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おすすめコメント
『蜜蜂と遠雷』の興奮冷めやらぬうちに発表された、もう一つの恩田ワールドこれはかつて失われたはずの光景、人々の情念が形を成す「裂け目」。かつて夫婦だった鮎美と遼平は、裂け目を封じることのできる能力を持つ一族だった。息子の誕生で、二人の運命の歯車は狂いはじめ……。