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我々は生命を創れるのか 合成生物学が生みだしつつあるもの

ブルーバックス B−2103

出版社名 講談社
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-06-516778-6
4-06-516778-7
税込価格 1,210円
頁数・縦 318P 18cm

商品内容

要旨

「生命とは何か」「どこで、どのように誕生したのか」究極の謎に「わからないなら創ってみよう」という発想で挑む新手法が、合成生物学だ。その成果はめざましく、5年以内の人工生命実現を目論む研究者もいる。そのとき、我々はそれを「生命」と認められるのか?一方、従来型の研究も、宇宙的な視点から謎に迫りつつある。最先端の合成生物学者や宇宙生物学者たちに連続取材し、「いのち」の本質を問う渾身作!

目次

本書の起源
第1章 「起源」の不思議(僕はいつ「生命」になったのか
僕はいつ「生命」と出会ったのか ほか)
第2章 「生命の起源」を探す(生命はどこで誕生したのか
海底の熱水噴出域vs.陸上の温泉地帯 ほか)
第3章 「生命の起源」をつくる(キッチンで人工細胞をつくろう!
単なる油の粒でも、これだけやれる ほか)
第4章 「生命の終わり」をつくる(僕はいつ「死」を迎えるのか
フランケンシュタインの大腸菌 ほか)
第5章 「第二の生命」をつくる(幻のエイリアンまたはミュータント
「生命2.0」は、すでに誕生しつつある? ほか)
本書の未来

おすすめコメント

生命とは何か? わからないなら作ってしまえ! 神をも恐れぬ合成生物学の奇才たちの十人十色の生命観から考える「生命とは何か?」

著者紹介

藤崎 慎吾 (フジサキ シンゴ)  
1962年、東京都生まれ。米メリーランド大学海洋・河口部環境科学専攻修士課程修了。科学雑誌『ニュートン』編集室に約一〇年間在籍。1999年に『クリスタルサイレンス』(朝日ソノラマ)で作家デビュー。早川書房「ベストSF1999」国内篇1位となる。現在はフリーランス。ノンフィクション作品、小説など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)