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最後の手紙

出版社名 亜紀書房
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-7505-1601-1
4-7505-1601-5
税込価格 2,090円
頁数・縦 205P 20cm

商品内容

要旨

別れた夫の思い出のみを胸に戦後を生きた女性。その遺品の手紙が語り出す、悲しい真実とは。イタリア人の目を通して描く、実話に基づいた「原爆と戦争」の傷跡。村上春樹作品のイタリア語版翻訳者が初めて綴った感動の小説。

著者紹介

パストーレ,アントニエッタ (パストーレ,アントニエッタ)   Pastore,Antonietta
1946年、イタリアのトリノに生まれる。ジュネーヴ大学でジャン・ピアジェの指導のもと教育心理学を専攻した後、パリのソルボンヌ大学で修士課程を修了。ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センターで働いたのち77年に来日、大阪外国語大学イタリア語学科の客員教授を務める。93年にイタリアに帰国し、以来、日本文学の翻訳・紹介に精力的に携わる傍ら、執筆活動もおこなっている。2017年には村上春樹著『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の翻訳で、第21回野間文芸翻訳賞を受賞
関口 英子 (セキグチ エイコ)  
埼玉県生まれ。大阪外国語大学イタリア語学科卒業。翻訳家
横山 千里 (ヨコヤマ チサト)  
大阪府生まれ。大阪外国語大学イタリア語学科卒業。イタリア語指導と翻訳にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)