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いじめ・ジェンダーと道徳教科書 どう読む、どう使う

出版社名 クリエイツかもがわ
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-86342-270-4
4-86342-270-9
税込価格 1,650円
頁数・縦 166P 21cm

商品内容

要旨

2018年から小学校、2019年から中学校の「特別の教科 道徳」の授業が始まった。使わざるを得ない教科書の批判的読みの中から教材に含まれる「いじめと人権の問題点」を明らかにし、道徳授業の実践的な進め方、授業のつくり方を提案する。

目次

第1章 どうする?これからの道徳教育 「特別の教科 道徳」への対抗軸を考える(「特別の教科 道徳」は、どのような子どもを育てようとしているか?
私たちが考えてきた道徳教育の姿は、これからも変わらない
道徳の基本はどこに? ほか)
第2章 「特別の教科 道徳」で、いじめ問題が解決するか?「いじめ教材」の読み方・授業のつくり方(「教科道徳」いじめ教材を読む視点
「問い、考え、語り、聴く」道徳の授業を
一方的な「いじめ追放」の押し付け ほか)
第3章 「特別の教科 道徳」は、弱者の人権を尊重しているか―女性の人権(ジェンダー)の視点に立って教材を分析する(隠されていた女性・弱者の人権を語り出す
性別役割分業の押し付け
女性差別はセクハラを伴って存在する ほか)

著者紹介

大和久 勝 (オオワク マサル)  
1945年東京生まれ。1968年早稲田大学教育学部卒業。2005年まで東京都の小学校教諭。大学講師を経て、日本生活指導研究所所長。全国生活指導研究協議会研究全国委員。著書多数
今関 和子 (イマゼキ カズコ)  
日本女子大学文学部史学科卒業。東京都の小学校教諭を経て、大学講師。全国生活指導研究協議会常任委員。日本生活指導研究所所員
笠原 昭男 (カサハラ アキオ)  
2016年3月まで埼玉県内の中学校教諭(社会科)。現在は大学講師。全国生活指導研究協議会常任委員会代表。埼玉県生活指導研究協議会常任委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)