• 本

環境再興史 よみがえる日本の自然

角川新書 K−282

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-04-082237-2
4-04-082237-4
税込価格 1,100円
頁数・縦 313P 18cm

商品内容

要旨

経済成長が最も優先された戦後の日本。豊かさと引きかえに、水や大気は徹底的に汚染され、森を奪われた動物たちは絶滅の危機に瀕した。それから30年余りで、目を見張るほどの再生を見せている。その陰では、市民、研究者、自治体職員が死力を尽くしていた。日本の環境を見続けてきた著者による唯一無二の書。

目次

第1章 鳥たちが戻ってきた(千羽鶴になったタンチョウ
孤島で全滅を免れたアホウドリ
大空を舞うガンの群れ ほか)
第2章 きれいになった水と大気(数字でみる環境改善
回復に向かう東京湾
多摩川にアユが踊る ほか)
第3章 どこへ行く日本の環境(日本人の生命観の変化
何が環境を変えたのか
環境を救ったものは ほか)

おすすめコメント

「世界最悪の汚染」からいかによみがえったのか日本では経済発展と引きかえに、大気や水質の汚染、騒音や悪臭、公害病などさまざまな環境汚染が起きた。その後30年ほどの間に見ちがえるほどに改善した。劇的な変化を見続けてきた著者がその背景を追う。

著者紹介

石 弘之 (イシ ヒロユキ)  
1940年東京都生まれ。東京大学卒業後、朝日新聞社入社。ニューヨーク特派員、編集委員などを経て退社。国連環境計画(UNEP)上級顧問を経て、96年より東京大学大学院教授、ザンビア特命全権大使、北海道大学大学院教授などを歴任。この間、国際協力事業団参与、東中欧環境センター理事などを兼務。国連ボーマ賞、国連グローバル500賞、毎日出版文化賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)