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津波のあいだ、生きられた村

出版社名 鹿島出版会
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-306-07353-1
4-306-07353-X
税込価格 3,960円
頁数・縦 119P 26×26cm

商品内容

要旨

明治三陸地震、昭和三陸地震の津波の最高遡上高を記録した岩手県大船渡市・綾里。地震のたびに津波被害を減らしていったこの地域は、「津波のあいだ」の時間をどう過ごしてきたのか。

目次

第1章 綾里
第2章 空間
第3章 社会
第4章 避難
第5章 復興
第6章 継承

著者紹介

饗庭 伸 (アイバ シン)  
1971年兵庫県生まれ。首都大学東京都市環境学部教授。早稲田大学理工学部建築学科卒業。博士(工学)。専門は都市計画・まちづくり。人口減少時代における都市計画やまちづくりの合意形成のあり方について研究すると同時に、実際のまちづくりに専門家として関わり、そのための技術開発も行っている
青井 哲人 (アオイ アキヒト)  
1970年愛知県生まれ。明治大学理工学部教授。京都大学博士課程中退後、神戸芸術工科大学、人間環境大学をへて現職。博士(工学)。専門は建築史・建築論。家や村や街のごく自然な成り立ちのなかに「意志」を読むことを最近のテーマとしている
池田 浩敬 (イケダ ヒロタカ)  
1960年東京都生まれ。常葉大学社会環境学部教授。早稲田大学理工学部建築学科卒業。博士(都市科学)/東京都立大学。専門は都市防災・事前復興計画。津波など災害時の避難行動調査や避難シミュレーション等に関する研究、震災等に備えるための事前復興計画などの研究を行なっている
石榑 督和 (イシグレ マサカズ)  
1986年岐阜市生まれ。東京理科大学工学部建築学科助教。明治大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。明治大学理工学部助教を経て現職。専門は建築史・都市史。戦後、三陸津波後など、災害後の都市・集落の形成過程と建築に注目して、現代につながる空間の歴史研究を行っている
岡村 健太郎 (オカムラ ケンタロウ)  
1981年兵庫県生まれ。近畿大学建築学部講師。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。東京大学生産技術研究所助教をへて現職。博士(工学)。専門は建築史・都市史・災害史。歴史を現代との関係のなかで常に更新されるべき時空間として捉え、建築・都市・災害を対象とした歴史研究を行っている
木村 周平 (キムラ シュウヘイ)  
1978年名古屋市生まれ。筑波大学人文社会系准教授。東京大学大学院総合文化研究科中退。博士(学術)。専門は文化人類学。これまで災害をテーマにトルコや日本で調査。その延長上で協働的な人類学のあり方について考えている
辻本 侑生 (ツジモト ユウキ)  
1992年横浜市生まれ。民間シンクタンク勤務。筑波大学人文・文化学群人文学類卒業。歴史地理学および民俗学の視点から、近現代日本の地域社会における日々の暮らしについて研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)