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黒い同盟 米国、サウジアラビア、イスラエル 「反イラン枢軸」の暗部

平凡社新書 921

出版社名 平凡社
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-582-85921-8
4-582-85921-6
税込価格 990円
頁数・縦 266P 18cm

商品内容

要旨

地域の覇権を獲得しようとするサウジアラビアの他国への干渉や国内における人権問題を、米国が非難することはない。また、パレスチナ問題においても、「イスラムの盟主」を任ずるサウジアラビアが、米国に異を唱えることもない―。「反イラン」を軸に形成される“黒い同盟”。その特殊な関係性の内実を読み解く。

目次

第1章 サウジ人記者殺害事件から露呈した闇
第2章 米国、サウジの特殊関係はいつから始まったか
第3章 過激派を生んだ同盟関係
第4章 九・一一をめぐる奇妙な関係
第5章 「自由と民主主義」に反する同盟
第6章 反イラン枢軸―米国、サウジ、イスラエルの非神聖同盟
第7章 戦争を望む同盟

おすすめコメント

イランに軍事的脅威があると、米国が空母打撃群をペルシャ湾に派遣し緊張感が高まっている。米国、サウジアラビアの「黒い同盟」、その実態を歴史的背景を含め、読み解く。

著者紹介

宮田 律 (ミヤタ オサム)  
1955年山梨県生まれ。現代イスラム研究センター理事長。83年慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修士課程(歴史学)修了。専攻はイスラム政治史、国際政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)