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脂質解析ハンドブック 脂質分子の正しい理解と取扱い・データ取得の技術

出版社名 羊土社
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-7581-2241-2
4-7581-2241-5
税込価格 7,480円
頁数・縦 307P 26cm

商品内容

要旨

「私、この分野の専門外ですけど、脂質解析をやってみます!」という初心者から、脂質解析を日頃行っている経験者まで、脂質の基本的な性質をゼロから学び、間違いのない取扱いが行えるようになる実験バイブル。

目次

第1部 基礎知識編(はじめに―脂質の理解と解析に向けて
生体における脂質の構造と機能)
第2部 解析編(脂質の基本的な取扱い
サンプルごとの取扱い・処理の違い
脂質の抽出と分画
脂質を解析する技術)

おすすめコメント

日本のお家芸でもある脂質生化学分野に待望の実験バイブルが登場.難しく思われがちな脂質実験に対し,分子の構造・物性から必要な実験上のポイントを丁寧に解説.ラボ必携の1冊.

著者紹介

新井 洋由 (アライ ヒロユキ)  
埼玉県生まれ、1979年、東京大学薬学部卒業、1979〜’84年、東京大学大学院薬学系研究科修士・博士修了、薬学博士、1984〜’86年、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校食糧科学科、1986〜’88年、タフツ大学医学部生理学科ポストドクトラルフェロー、1988〜’94年東京大学薬学部助手(衛生化学裁判化学教室)、1994〜2000年、同助教授(1997年大学院重点化に伴い、衛生化学教室准教授と名称変更)、2000〜’19年、同教授、2019年、(独)医薬品医療機器総合機構(PMDA)審査センター長/レギュラトリーサイエンスセンター長。この間、JBC Editorial Board、東京大学大学院薬学系研究科長・学部長、PMDAレギュラトリーサイエンスセンター長など併任。学部学生から40年間脂質研究一筋。コレステロール、脂溶性ビタミンのビタミンEなどの中性脂質から、生理活性脂質、生体膜リン脂質まで幅広く研究している
清水 孝雄 (シミズ タカオ)  
1973年、東京大学医学部卒業、1975〜’82年、京都大学医学部医化学、1982〜’84年、カロリンスカ研究所、1984年〜東京大学医学部助教授(栄養学)、1991年、同教授(細胞情報学)、2013年より国立国際医療研究センター脂質シグナリングプロジェクト長。この間、医学部長、東京大学副学長、国立国際医療研究センター研究所長など併任。40年間にわたり、生理活性脂質と膜リン脂質の研究に従事。2003年には日本で最初のメタボローム講座設立。2009年、脂質研究で日本学士院賞受賞
横山 信治 (ヨコヤマ シンジ)  
岐阜県生まれ、1972年、東京大学医師部卒業。東京大学第三内科、シカゴ大学生化学、国立循環器病センター研究所を経て、1988年、カナダ・アルバータ大学内分泌代謝内科教授。同付属病院にLpid Clinicを開設。1996年、名古屋市立大学医学部生化学第一講座教授。同医学部長、副学長、理事を歴任。2011年、中部大学食品栄養科学教授、2018年から同客員教授。BBA、ATVB、JLRなど編集委員歴任。1992〜1996年、NIH一般研究費代謝部門常任審査委員。2015年からAMED脂質領域CREST/PRIME研究総括。2009年、日本動脈硬化学会学会賞、2016年、同大島賞。研究分野は、血漿リポ蛋白質代謝と疾患病態、脂質代謝における反応物理化学的基礎、脂質異常症治療の臨床開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)