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「少年」「少女」の誕生

出版社名 ミネルヴァ書房
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-623-08440-1
4-623-08440-X
税込価格 4,400円
頁数・縦 495,15P 22cm

商品内容

要旨

少年少女雑誌と「少年」「少女」は、どのように生まれて、どのように変遷したのか。社会学・文学的考察に加え、メディア論的な視点からも読み解く全12章。

目次

少年少女雑誌と「少年」「少女」はどのように生まれてどのように変遷したのか
第1部 「少年」「少女」の起源(子どものメディアから「少年」のメディアへ―作文投稿雑誌から少年雑誌へ
「少年」のメディアから「少年」「少女」のメディアへ―少年雑誌から少年少女雑誌へ
大人と異なる存在としての「少年」「少女」へ―『少年世界』『少女世界』から『日本少年』『少女の友』へ)
第2部 「少年」「少女」の展開(新体詩の名手と口語詩の名手―『日本少年』『少女の友』の少年少女詩の差異
少女雑誌のアイドルと少年雑誌のアイドルの不在―『日本少年』『少女の友』の投書欄の差異
あこがれの才色兼備のお嬢さま―『少女の友』の変化
完全無欠の英雄―『日本少年』の変化)
第3部 「少年」「少女」の変容と解体(都市新中間層の「少年」「少女」からあらゆる階層の「少年」「少女」へ―『日本少年』『少女の友』から『少年倶楽部』『少女倶楽部』へ
「少年」「少女」から少国民へ―総力戦体制下の少年少女雑誌
「少年」「少女」の価値の喪失―戦前の少年少女雑誌から戦後の少年少女雑誌へ)
「少年」「少女」の誕生と変遷

著者紹介

今田 絵里香 (イマダ エリカ)  
1975年京都府生まれ。2004年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。2006年京都大学博士(人間・環境学)。現在、成蹊大学文学部現代社会学科准教授。専攻:メディア史、教育社会学、ジェンダー論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)