地質学者ナウマン伝 フォッサマグナに挑んだお雇い外国人
朝日選書 990
出版社名 | 朝日新聞出版 |
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出版年月 | 2019年10月 |
ISBNコード |
978-4-02-263090-2
(4-02-263090-6) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 320,45P 19cm |
商品内容
要旨 |
ナウマンゾウだけではなかった!才能を見込まれて20歳で来日、東大の初代地質学科教授となり、日本の地質構造を明らかにしたお雇い外国人。来日直後にフォッサマグナを発見して以後、超人的な行程で調査に邁進し、滞日10年で現代に遜色ない高精度の日本地質図を完成させた。帰独後、その功績は日本でかき消され、帰国後の人生も母国でほとんど知られていない。同い年の弟子たちとのいさかい、寝取られた最初の妻をめぐる決闘、留学生森鴎外との論争を含め、東大で地質学を学んだ著者が、図書館に眠る資料を掘り起こし、波瀾万丈の足跡と日本地質学の黎明期を描き出す。 |
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目次 |
第1章 「日本へ行ってみるかい」 一八五四‐七五 |
おすすめコメント
明治8年、弱冠20歳で来日。東大地質学初代教授となり、列島の大断層を見いだしたが輝かしい業績よりも今はゾウ化石の名の由来として、母国ドイツで森 外に「へこまされた」人物としてのみ知られる。消された波瀾万丈の日々を描き出す。