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アーレント=ショーレム往復書簡

出版社名 岩波書店
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-00-061368-2
4-00-061368-5
税込価格 9,900円
頁数・縦 18,540,26P 22cm

商品内容

要旨

アイヒマン論争で交友を断ったアーレントとショーレムは、そこにいたるまで、壊れやすい友情を抱えながら互いに真摯に向き合おうとしていた。ベンヤミンの死、シオニズム論争、ナチスによる破壊からのユダヤ文化の再興、そしてアイヒマン論争…。一九三九年から六四年までに交わされた一四一通の書簡を通じて浮き彫りになる、知られざる真実とは。併せて収録するアーレントのヨーロッパ調査報告(一九四九‐五〇年)は、本書で初めて公表された。

目次

1 書簡(書簡1
書簡26
書簡51
書簡76
書簡101
書簡126)
2 関連資料(新たに考察されたユダヤ人の歴史―ゲルショム・ショーレムの『ユダヤ神秘主義の主潮流』について
調査報告
ユダヤ文化再興財団の歴史について)

おすすめコメント

「私の心はあなたの方に溢れ出します」――。アイヒマン論争で交友を断ったアーレントとショーレムは、そこにいたるまで、壊れやすい友情を抱えながら真摯に向き合おうとしていた。1939年から64年までに交わされた141通の書簡から浮かび上がる、知られざる真実とは。併せて収録するアーレントのヨーロッパ調査報告(1949−50年)は、本書で初めて公開された。

著者紹介

クノット,マリー・ルイーズ (クノット,マリールイーズ)   Knott,Marie Luise
著述家、編集者。詩の翻訳者。1986年からハンナメアーレントについての著作を発表してきた
エレディア,ダーヴィト (エレディア,ダーヴィト)   Heredia,David
歴史家、文化学研究者
細見 和之 (ホソミ カズユキ)  
京都大学大学院人間・環境学研究科教授。ドイツ思想
大形 綾 (オオガタ アヤ)  
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程。アーレント研究
関口 彩乃 (セキグチ アヤノ)  
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程。平和学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)