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万葉集であるく奈良

とんぼの本

出版社名 新潮社
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-10-602290-6
4-10-602290-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 125P 22cm

商品内容

要旨

一生に一度は行きたい!飛鳥・藤原・平城京―うるわしき古代を体感する旅へ。三つの都を軸に、日本の歌のふるさとをガイドする。

目次

遷都が語る万葉ごころ(万葉びとのふるさと、飛鳥京
はじめての巨大都市、藤原京
花ひらく万葉文化、平城京
時代を彩った万葉歌人)
大和三山、てくてく巡り
万葉びとという生き方(歌と酒と陰謀と
大喜利はつづくよ
男も女も人生いろいろ
宮仕えも大変です
最先端の人工都市)
奈良は遠きにありて思うもの 大宰府万葉のこころ

出版社・メーカーコメント

『万葉集』約四千五百首のうち、奈良を詠んだ歌は約九百首。古代ロマン溢れる飛鳥、たった十六年の都・藤原、虚空の宮跡を抱える平城(なら)。三つの古都を軸に、万葉びとが情感豊かに詠った日本のふるさとへ旅をしよう。名峰の香具山(かぐやま)、畝傍山(うねびやま)、耳成山(みみなしやま)に登る紀行「大和三山巡り」や木簡と歌から当時の生活を知るコラムなども充実。

著者紹介

上野 誠 (ウエノ マコト)  
1960年、福岡県生まれ。奈良大学文学部教授。國學院大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。万葉文化論を標榜し、歴史学・民俗学・考古学など周辺領域の研究を応用した『万葉集』の新しい読み方を提案している。著書に『折口信夫 魂の古代学』(第7回角川財団学芸賞受賞)など多数
蜂飼 耳 (ハチカイ ミミ)  
1974年、神奈川県生まれ。詩人・作家。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。詩集『いまにもうるおっていく陣地』で第5回中原中也賞を受賞。詩のみならず、小説、エッセイ、絵本、書評などでも活躍する。著書に、詩集『食うものは食われる夜』(第56回芸術選奨新人賞)、『顔をあらう水』(第7回鮎川信夫賞)など
馬場 基 (ババ ハジメ)  
1972年、東京都生まれ。独立行政法人国立文化財機構・奈良文化財研究所都城発掘調査部史料研究室長、京都大学大学院人間・環境学研究科客員准教授。東京大学文学部卒業、同大学院博士課程中退。博士(文学)。専門は日本古代史、木簡学。発掘調査に携わるとともに、古代史の研究・出土文字資料の研究から、日本史全体の研究や東アジア史研究など、幅広いフィールドで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)