黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い
集英社文庫 は51−1
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2019年11月 |
ISBNコード |
978-4-08-744049-2
(4-08-744049-4) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 374P 16cm |
商品内容
要旨 |
無頼系独立候補―著者はメディアに取り上げられないまま選挙に敗れた候補たちをこう呼んだ。選挙は、候補者全員にドラマがある。各々が熱い思いで工夫をこらし、独自の戦いをしている。何度敗れても、また新たな選挙に挑む底抜けに明るい候補者たち。単行本刊行後のマック赤坂やN国・立花孝志を追ったあとがきも追加。皆さんの政治観を大きく覆す第15回開高健ノンフィクション賞受賞作。 |
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目次 |
第1章 マック赤坂という男(踊り続ける男 |
おすすめコメント
落選また落選! 供託金没収! それでもくじけずに再挑戦!選挙の魔力に取り憑かれた泡沫候補(=無頼系独立候補)たちの「独自の戦い」を追い続けた20年間の記録。候補者全員にドラマがある。各々が熱い思いで工夫をこらし、独自の選挙を戦っている。何度選挙に敗れても、また新たな戦いに挑む底抜けに明るい候補者たち。そんな彼・彼女らの人生を追いかけた記録である。 2017年 第15回 開高健ノンフィクション賞受賞作 【目次】第一章/今、日本で最も有名な「無頼系独立候補」、スマイル党総裁・マック赤坂への10年に及ぶ密着取材報告。第二章/公職選挙法の問題、大手メディアの姿勢など、〓平等Wな選挙が行なわれない理由と、それに対して著者が実践したアイデアとは。第三章/2016年東京都知事選挙における「主要3候補以外の18候補」の戦いをレポート。 【選考委員、大絶賛! 】キワモノ扱いされる「無頼系独立候補」たちの、何と個性的で、ひたむきで、そして人間的なことか。――姜尚中氏(政治学者)民主主義とメディアについて、今までとは別の観点で考えさせられる。何より、作品として実に面白い。――田中優子氏(法政大学総長)ただただ、人であることの愛おしさと愚かさを描いた人間讃歌である。――藤沢 周氏(作家・法政大学教授)著者の差し出した時代を映す「鏡」に、思わず身が引き締まる。――茂木健一郎氏(脳科学者)日本の選挙報道が、まったくフェアではないことは同感。変えるべきとの意見も賛成。――森 達也氏(映画監督・作家)(選評より・五十音順)