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ルポ「8050問題」 高齢親子“ひきこもり死”の現場から

河出新書 014

出版社名 河出書房新社
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-309-63115-8
4-309-63115-0
税込価格 924円
頁数・縦 252P 18cm

商品内容

要旨

80代の親が、ひきこもる50代の子どもを支えて生活に行き詰まる「8050問題」。長期高年齢化している中高年のひきこもり当事者とその家族は、制度のはざまに取り残され、社会から孤立している。ギリギリのところで踏みとどまっていた高齢親子たちが共倒れしてしまう事例が相次ぎ、当事者たちも「親が死んだら、どうしよう」と不安を抱えている。彼らが安心して生きていける社会にするために、今、何をすべきなのか。ジャーナリストが現場の声を届ける。

目次

第1章 「8050問題」の背景
第2章 歪められた「8050問題」
第3章 親が死んだら、どうするのか
第4章 子どもを隠す親たち
第5章 支援は家族を救えるのか
第6章 生きているだけでいい居場所をつくる

おすすめコメント

80歳の親が収入のない50歳の子どもを支えている「8050問題」。親が死ぬと、子どもも死んでしまうケースが多発。長期高年齢化するひきこもり当事者たちの現状を徹底リポートする。

著者紹介

池上 正樹 (イケガミ マサキ)  
1962年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大学卒業後、通信社勤務を経てフリーのジャーナリストに。ひきこもり問題、東日本大震災、築地市場移転などのテーマを追う。現在NPO法人「HKJ全国ひきこもり家族連合会」理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)