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「ラフ集合理論」入門 “粗い情報”の理論と推論への応用 2 “あいまいな現象”を2つの近似値で捉える

I/O BOOKS

出版社名 工学社
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-7775-2094-7
4-7775-2094-3
税込価格 2,530円
頁数・縦 247P 21cm
シリーズ名 「ラフ集合理論」入門

商品内容

要旨

「ラフ集合理論」は、ポーランドのパブラック(Zdzislaw I.Pawlak)が、粗い情報をモデル化するものとして提案しました。(1982年)その後、さまざまな分野に応用されるようになり、「ファジー集合理論」と並ぶ重要な理論として認識されています。本書は、「ラフ集合理論」の理論的基礎を解説し、人間の知能をコンピュータで扱う「人工知能」(Artificial Intelligence、AI)などで研究されている「推論」の一般的枠組みを示します。

目次

第4章 「ラフ集合」の論理的特徴付け(代数的アプローチ
様相論理アプローチ
「グレード様相論理」「確率様相論理」と「ラフ集合」
「ネルソン代数」と「ラフ集合」
3値論理と「ラフ集合」
ラフ集合論理
知識推論論理
知識表現論理)
第5章 「推論」の「グラニュラリティ・ベース」の枠組み(演繹、帰納、アブダクション
測度ベース意味論
推論の一般的枠組み
非単調推論
推論の背景知識)

著者紹介

赤間 世紀 (アカマ セイキ)  
1984年東京理科大学理工学部経営工学科卒業。富士通(株)入社。1990年工学博士(慶應義塾大学)。1993〜2006年帝京平成大学情報システム学科講師。2006年〜シー・リパブリックアドバイザー。2008〜2010年筑波大学大学院システム情報工学研究科客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)