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ドストエフスキーの戦争論 『作家の日記』を読む

出版社名 萬書房
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-907961-15-2
4-907961-15-4
税込価格 2,310円
頁数・縦 268P 19cm

商品内容

要旨

ドストエフスキーはなぜ戦争を讃美したのか?!露土戦争聖戦論、コンスタンチノープル領有宣言、ユダヤ・カトリック陰謀論、平和主義批判…これまで黙過されてきた最晩年の労作『作家の日記』から、一筋縄でいかない文豪の知られざる実像に迫る。

目次

第1章 ドストエフスキー対トルストイ
第2章 民衆への同情が『悪霊』を導く
第3章 ドストエフスキーとロシア民衆
第4章 ドストエフスキーの見たロシアの近代
第5章 近代を乗り越えてゆくロシア
第6章 ドストエフスキーの戦争論
第7章 コンスタンチノープル領有論と反ユダヤ主義
第8章 スラブ主義の思想家―ホミャーコフとダニレフスキー
第9章 ドン・キホーテとジョルジュ・サンド
第10章 プーシキン記念講演と世界の調和

著者紹介

三浦 小太郎 (ミウラ コタロウ)  
1960(昭和35)年東京生まれ。現在、アジア自由民主連帯協議会事務局長。北朝鮮やアジア諸民族の問題に取り組むとともに、「正論」「Hanada」「月刊日本」などに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)