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動的語用論の構築へ向けて 第1巻

出版社名 開拓社
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-7589-1375-1
4-7589-1375-7
税込価格 3,960円
頁数・縦 256P 21cm
シリーズ名 動的語用論の構築へ向けて

商品内容

要旨

ことばは今この瞬間に動いており、獲得され、歴史的に変化し、ミクロ、マクロに渡って変異する。ことばはわれわれの生態系、知識や認知、さらに社会生活からどのような影響を受け動いているのか。本書は「共通基盤化」「歴史語用論」「会話分析」「類型論」「認知言語学」などの分野を横断し、理論と実証を経て、この動的な性質を解明する。「動的語用論の構築へ向けて」(第1巻)は、新たな語用論の領域への挑戦である。

目次

動的語用論の構築へ向けて
第1部 共通基盤化(指示解決―自己中心性と共通基盤化
多人数インタラクション場面における共通基盤化と動的語用論―折り紙作成場面を事例に
やりとりの不均衡さをどう調整するか―課題達成場面における共通基盤化
指示解決の動的語用論―リンガ・フランカとしての英語使用に於ける共通基盤化の事例)
第2部 歴史語用論・文法化(「発話頭(左の周辺部
LP)‐主観的、発話末(右の周辺部
RP)‐間主観的」仮説の再考―動的な立場から
ガ格標示の間接受身文と「てもらう」構文の発達について―「雨が降られると困る」「雨が降ってもらうと有難い」のような表現を中心に
句読法の歴史的変化に見る動的語用論の可能性―イギリス英語のfull stopを中心に)
第3部 理論と実証(「他者の発話を理解すること」の生態学
診療談話における共感のプロセス―発話に伴う情動の認知語用論的分析
マスモードの思考―「びんの小鬼」をめぐる覚え書き
代用形の先行詞解釈をめぐって)

著者紹介

田中 廣明 (タナカ ヒロアキ)  
京都工芸繊維大学基盤科学系教授。専門は、語用論、動的語用論、英語語法文法研究
秦 かおり (ハタ カオリ)  
大阪大学大学院言語文化研究科准教授。専門は、社会言語学、ナラティブ研究、談話分析
吉田 悦子 (ヨシダ エツコ)  
三重大学教養教育院(専任)・人文学部(兼任)教授。専門は、語用論、談話分析、職場談話研究
山口 征孝 (ヤマグチ マサタカ)  
神戸市外国語大学国際関係学科准教授。専門は、言語人類学、語用論、認識人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)