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暗殺が変えた世界史 上

カエサルからフランツ=フェルディナントまで

出版社名 原書房
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-562-05714-6
4-562-05714-9
税込価格 2,200円
頁数・縦 256P 20cm
シリーズ名 暗殺が変えた世界史

商品内容

要旨

カエサル、リンカン、エリーザベト(シシィ)…『ローマ帝国衰亡史』の著者エドワード・ギボンの有名な言葉、「殺人は卑怯者にとって最後の手段である」は残念きわまりない影響をあたえ、その大きさははかりしれない。悲劇的な出来事に先立つ数か月、数週間、数日、数時間、そして数秒を可能なかぎり正確に物語る。

目次

1 ユリウス・カエサル―腹心の裏切り‐ローマ、紀元前四四年三月一五日
2 アンリ三世―修道士と「暴君」‐サン=クルー、一五八九年八月一日
3 マクシミリアン・ド・ロベスピエール―殺された殺人者‐パリ、一七九四年七月二八日
4 エイブラハム・リンカン―南部の復讐‐ワシントン、一八六五年四月一四日
5 マクシミリアン・フォン・ハプスブルク―張り子の皇帝‐ケレタロ(メキシコ)、一八六七年六月一九日
6 アレクサンドル二世―皇帝狩り‐サンクトペテルブルク、一八八一年三月一日
7 オーストリア皇后エリーザベト、愛称シシィ―呪われた魂と悪霊にとりつかれた魂‐ジュネーヴ、一八九八年九月一〇日
8 オーストリア皇太子フランツ=フェルディナント―ヨーロッパが終わった日‐サラエヴォ、一九一四年六月二八日

おすすめコメント

マルクスは「暴力は歴史の産婆である」と見なしていた。暴君が無力化されるのは、ほかでもない暴力によってである。15の殺人を選び、悲劇的な出来事に先立つ数か月、数週間、数日、数時間、そして数秒を可能なかぎり正確に物語る。

著者紹介

ビュイッソン,ジャン=クリストフ (ビュイッソン,ジャンクリストフ)   Buisson,Jean‐Christophe
「フィガロ」誌の副編集長であり、歴史に特化したテレビチャンネル(cha^ine Histoire)の番組「イストリックモン・ショー(Historiquement show)」の司会を担当している。フランス学士院アンリ・ド・レニエ賞およびフランス学士院倫理・政治アカデミー賞を受賞
神田 順子 (カンダ ジュンコ)  
フランス語通訳・翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業
田辺 希久子 (タナベ キクコ)  
青山学院大学大学院国際政治経済研究科修了。翻訳家
村上 尚子 (ムラカミ ナオコ)  
フランス語翻訳家、司書。東京大学教養学部教養学科フランス分科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)