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いま、地方で生きるということ

増補新版

ちくま文庫 に8−4

出版社名 筑摩書房
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-480-43640-5
4-480-43640-5
税込価格 1,100円
頁数・縦 375P 15cm
シリーズ名 いま、地方で生きるということ

商品内容

要旨

与えられた範囲内の自由でなく、仕事や暮らしを、自分たちでつくり出してゆく自由。社会変革のような大きな物語でなく、身近で具体的なことに時間とエネルギーを注いでいる人々のあり方。どこで、だれと、なにをして生きてゆく?「いま、地方で…」というテーマを片手に、東京を離れ11名を訪ねて回ったロードムービーのような幸福論。8年後のインタビューを大幅に加えた決定版。

目次

1 東北行(河北 南三陸、登米、釜石、遠野、秋田)(2011年5月14日塚原俊也さん「自分に対する信頼が心の中にあるんです」
2011年5月15日川北ありさん「自分は“機会”に身を置いている感じがする」
2011年5月16日柴田道文さん「本当にオーガニックな状態になることが大事だと思うんです」
2011年5月19日柏崎未来さん「東京に出ている友だちに、釜石に戻ってきてほしい」
2011年5月19日徳吉英一郎さん「人間の自由度の量の問題ですね」
2011年5月20日矢吹史子さん「この場所とやれることを、まずは最大限でやることが大事」
2011年5月20日笹尾千草さん「小さな単位を、もっと」)
2 九州行(福岡、鹿児島、屋久島)(2011年5月23日酒井咲帆さん「問題が見えなくなるぐらい大きな力で、問題を包み込む」
2011年5月23日田北雅裕さん「自分の幸せを考えたこともないですね」
2011年5月28日星川淳さん「生物的な直感知や本能は大事にしたほうがいい」)
3 あとがきにかえて(2011年6月20日三嶋邦弘さん「自分たちの場所を自分たちでつくってゆくこと」)
2019年7月4日豊嶋秀樹さん(東京・水道橋)「かかわる度合いがめちゃくちゃ大きくて達成されること」

著者紹介

西村 佳哲 (ニシムラ ヨシアキ)  
1964年生まれ。リビングワールド代表。プランニング・ディレクター。多摩美術大学、京都工芸繊維大学非常勤講師。つくる/教える/書く、の三種類の仕事を手がける。働き方研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)