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今井源衛著作集 10

平安中後期の物語と大鏡

出版社名 笠間書院
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-305-60089-9
4-305-60089-7
税込価格 16,500円
頁数・縦 368P 22cm
シリーズ名 今井源衛著作集

商品内容

要旨

平安中後期の物語読解の手本。「日本文学の歴史」関係諸編と平安朝後期の漢文学と歌謡演芸関係および月報、『大鏡』の鑑賞を収める。各作品についての紹介に留まらず、著者の読解の特長がよく示された評釈・鑑賞が読みどころ。解説からは時代・環境・作者・作品を総体的に把握する著者の研究姿勢が伺える。『大鏡』は歴史物語についての著者唯一の評釈・鑑賞となる。

目次

平安中後期の物語(女の世界の到来―女房文学の開花と衰退・1
女房文学の開花―女房文学の開花と衰退・2
清少納言と中関白家―女房文学の開花と衰退・3
追憶の手記―女房文学の開花と衰退・4
夕映えの下のロマン―女房文学の開花と衰退・5
物語のゆくえ―女房文学の開花と衰退・6
平安朝後期の漢文学・歴史物語・説話文学・火曜・演芸
夜の寝覚
栄華物語)
大鏡(序
菅公の悲劇―左大臣時平伝
帝の寵妃と痴れ者の皇子―左大臣師尹伝
小一条院の皇太子退位事件―左大臣師尹伝
花山院(太政大臣伊尹伝)
藤原道長(太政大臣道長伝))