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合併の代償 日産全金プリンス労組の闘いの軌跡

出版社名 桜井書店
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-905261-44-5
4-905261-44-9
税込価格 4,180円
頁数・縦 369P 22cm

商品内容

要旨

少数派として闘い・働いた人たちの跡形をとおして、日産という会社のもうひとつの相貌を描く、労働現場からみた日産側面史!

目次

第1章 日産とプリンスの合併―経緯と背景
第2章 合併にともなう問題―異なるナショナルセンター傘下の労働組合
第3章 暴力と差別
第4章 少数派組合の「反撃」―法廷闘争を中心に
第5章 少数派の中の少数派の取り組み―女性組合員の活動
第6章 働く場における「存在感」
第7章 労働戦線の再編成―「連合」の誕生と全金日産支部の再分裂
第8章 全面解決闘争と「和解」
第9章 市場原理に基づく「改革」と2つの労働組合の反応
第10章 「改革」の犠牲者の支援―組織のウチとソトをつなぐ
第11章 「会社人間」とも「独立独歩」とも異なるキャリア―「社会」に足場を持つ
終章 最後の組合員
補章 職場をつくる労働組合

著者紹介

伊原 亮司 (イハラ リョウジ)  
一橋大学商学部卒業。一橋大学社会学研究科博士後期課程修了(社会学博士)。現在、岐阜大学地域科学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)